• 慶應義塾大学商学部

    総合教育セミナー

    「地域との対話」

    Dialogue with Local Community

  • 2022年度のテーマについて

    ●2022年度のテーマ

     With/After COVID-19の学生生活をプロデュースする。

     

     この授業では、キャンパス外のフィールドでの調査や活動を重視し、地域の抱えるさまざまな問題(商店街の活性化、地域コミュニティのあり方など)についての調査・提言・実践を行ってきました。しかし、コロナ禍にあって学外で自由に活動できない状況が続いたため、昨年度は切り口を変えて「With/After COVID-19の学生生活」という皆さん自身が当事者でもあるテーマを取り上げることで、授業の目的である、現状分析による問題発見、解決策の立案とその実験というプロセスを経験してもらうことを目標としました。

     

     コロナ禍での経験から、サークルなどの課外活動や友人関係、アルバイト、キャンパス近隣や居住地での生活(飲食店・商業施設の利用や地域コミュニティとの関わり)など、学生生活における学業以外の側面の重要性がよりはっきりと明らかになったように感じます。また、大学教育のオンライン化をはじめとする「非接触型・非対面型」社会関係の拡大は、従来の「接触型・対面型」の価値を見直すことはもちろん、「非接触型・非対面型」によって拓かれる新しい可能性を考える機会ともなりました。

     そこで今年度の授業でも引き続き同じテーマに注目していきたいと思います。たとえば大学進学によって大きな環境変化に直面する「地方出身の新入生」にとって、安心かつ充実した学生生活を送るために必要なことは何か、またオンラインから対面へと再転換する大学教育の変化によって生じる学生の困難とは何か、といった視点を設定し、学業面だけではなく、衣食住などの日常生活、将来のキャリアに対する考え方なども含めて問題を発見し、その問題を解決するための方策を立案・実験することを目指します。

     もちろん、その時々の状況を踏まえて学外での活動も採り入れ、学生や若手社会人世代にとって暮らしやすい地域、親しみやすい商店街などについてフィールド調査に基づいて考察し、実験的な企画を立案・実行するなど、この授業本来の趣旨に沿った活動にも取り組めればと考えています。

     

    ●授業の内容
    <問題の発見:学生生活の困難の実態はどのようなものであったか>
     With/After COVID-19の学生生活について、メディア上でどんな意見や議論が展開されてきたのかを調べるとともに、履修者間のディスカッションやインタビュー、アンケート調査などを通じ、ここまで/これからの学生生活の問題を明らかにする。あわせてインタビュー記録やアンケート結果などを発信する。

     

    <解決策の立案>
     学生個々人による状況への適応、大学その他による取り組みについて調べ、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかを明らかにする。その上で、新しい解決策を立案する。

     

    <解決策の実験>
     立案した解決策を自分たちで実験し、その結果を評価し、レポートとしてまとめる。

     

    (参考)昨年度取り組んだ実験企画例
    ・一年生向け履修相談
    高校生のための一人暮らしの部屋取材記事サイトの作成
    ・一人暮らし学生向けの自炊レシピ作成とインスタグラムによる発信
    生協食堂のフードロス対策メニュー開発とPR
    ・モトスミ・オズ通り商店街(元住吉)と連携したフードドライブと一人暮らし学生への弁当配布 参考記事
    ・学生・地域住民のコミュニティづくりのためのゴミ拾い活動(日吉) 参考記事
    ・大学生の関心事をインスタグラムで発信


    [授業の方法]
     授業は原則としてオンキャンパス(教室での対面)で行い、グループワーク主体で進めます。
     

    ●履修者決定方法

     履修希望者が多い場合には、初回授業(ガイダンス)時に志望動機を提出してもらった上で履修許可者を決定する予定です。

     

    初回授業(2022年4月8日)で配布・記入してもらうエントリーシートです。事前にWordで入力し、印刷した紙を持参してもらっても大丈夫です。→【エントリーシート

     

    ●履修を希望する際の注意点

     講義要綱・シラバスでもお伝えしていますが,この科目の性格上,授業時間外の学習・活動にも主体的・積極的に取り組むことが必要になります。また,学外の方の協力を得て行う活動もあり得ますので,年間を通じ,責任感を持って活動を行うことができる皆さんの参加を期待しています。

     

    履修について何か質問・相談がある場合には,以下まで連絡をお願いします。

    牛島利明 ushijima@fbc.keio.ac.jp

  • 「地域との対話」とは

    [以下の説明はコロナ禍以前(2020年度まで)の授業内容に基づくものです。2022年度については上の「2022年度のテーマについて」を参照してください。]

     

    この授業は、慶應義塾大学商学部総合教育セミナーの一つとして設置された少人数制の演習科目です。

     

    日吉キャンパスの近隣地域でフィールドワークを行いながら、地域の抱えるさまざまな問題(商店街 の活性化、子育て・障害者支援、地域コミュニティのあり方など)について調査研究・提言・活動を行います。

     

    調査や体験・観察を通じて地域の問題・課題を発見し、多様な人々が安心して暮らせる魅力ある「まち」を支える新しい制度 や文化(ソーシャルデザイン)を創出しようと試みる意欲ある皆さんの参加を歓迎します。

     

    授業は、学生によるグループワーク主体のゼミ形式で行います。履修者はグループでフィールド調査を実施し、さら に自分たちの提言に沿って実践的な活動を行うことを目指します。今年度は、地域コミュニティのあり方や商店街の活性化(消費者・店舗調査に基 づく商店街の調査・提言、イベント企画、地域コミュニティにおける商店街の役割の考察など)を中心に扱う予定です。

    詳しい内容は初回の授業(ガイダンス)で説明します。

     

    なお、金曜4限の授業時間は主にミーティングや発表のために使い、学外での調査や活動は授業時間外に行います。授業時間以外でもグループで活動に取り組むことができる意欲と時間的余裕があることが履修条件となります。

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